・どうしたら本を読むのかな?
・漫画でも何でも良いから「文字」を読んでほしい!
・そもそも、漫画すら読まないのに、本を読む時がくるのだろうか?

わが家は小学生になった子達に、こんな切実な悩みを抱えていました。
1.オススメ「まんが 4選」
・はじめに
オススメ「まんが」は、結論から言うと、次の「4つ」になります。
① ドラゴンボール
② 落第忍者 乱太郎
③ 科学漫画 サバイバルシリーズ
④ ちびまる子ちゃん 満点ゲットシリーズ
なぜ「オススメ」するのかは、この先を読み進めていただければと思います。きっと、興味を持つことが出来ると思います。
・なぜ、本を読まなといけないの?
パパが子供たちに

本を読まないといけないよ
と言っても、

なんで、本を読む必要があるの?
となるので、まじめに答えようとすると、

※長いので、読まなくでも良いです。
① 昔から人が何かを学ぶときは、文字を読んで学習するからだよ。今後、教科書がタブレットになったとしても、文字を読んで学習するスタイルには変わりがないからね。耳から聞いて、知ることもあるけど、詳しい部分・記憶に残る部分の大半は、結局、文字から学習しているよ。
② 世の中のニュース・分からないことを知るために、インターネットを使うけど、すべて文字を読んで情報を得るよね。Youtubeでも情報を取得できるけど、文字の方が素早く認識する事ができるから、パパのメインは、インターネットだよ。文字を読むって大切でしょ。
となるのですが、

ふ~~~ん。
心に響いてないのが分かります(T_T)
この記事では、子供達が文字を読むようになった「きっかけ」を紹介します。最後まで、お読み頂ければ、「同じような悩み」を持った方に、参考になると思います。
・本を読まない日常

ただいまーーー。
子供達は学校から帰ってきたら、急いで宿題をやり終えると、ピコピコとゲームを始めます。休みの日は、朝起きて、録画しておいたアニメを見ながらゲームをやります。

何やってるの?

「妖怪ウォッチ」やっている。(ピコピコ)

「妖怪」をゲットしている。(ピコピコ)

ゲットした妖怪は強いの?

レベル99(最大値)まで育てた妖怪、結構いるよ

一体、どんだけやってるの?
ゲームを買った「きっかけ」は、頭の体操になると思ってのことだったけど、「本」の無い世界を作り上げてしまいました。
本は、あきらめて、「まんが」から文字に慣れて欲しいと思い、2人を「レンタルコミック」に連れていき、

好きな「まんが」を選んでみて。
「ひ君」は、少しだけ「ドラえもん」に興味を持ってくれたけど、

ウ~ん。。。なかったぁ。
これは、「長い道のり」になりそうだ。。。

パパぁ! 1個あった。これっ!

「ひ君」、それは「DVD(ドラえもん)」だよ。まぁ、借りていこうか。
2.様々な「本との出会い」
・科学漫画 サバイバル シリーズ との出会い
市営図書館に連れて行けば、「1冊くらいは気に入った本を見つけることが出来るはず」と思い

2人とも何でも良いから読めそうな本を借りてきて~。

あったよー。

読みたい本、なかったよ。。。
何度か、図書館に足を運ぶことによって、「ゆちゃん」は1冊・2冊と読めそうな本を借りるようになりました。「ひ君」は、パパ・ママと一緒に探すのですが読みたい本が見つかりません。

「ひ君」、小学校の図書館で人気な「科学漫画 サバイバル シリーズ」の本があったよ。「水不足のサバイバル」は面白いよ。

このシリーズは、特に男の子に人気だよね。
オススメする子
・小学校1年生から6年生まで
オススメする理由
・理科に対する興味を持ち、理科の勉強になります。
概要
・主人公(ジオ・ピピ・ケイ)の三人は、水脈を発見するため、ノウ博士が発明した「ロボ」の指示に従い穴を掘ります。穴を掘っていると、突然、大穴に飲み込まれ、助け出された世界は、砂漠の別世界。この世界で、3人は、生き残るために「水」の大切さを痛感していくサバイバル物語です。
感想
全ページ「カラー」で、読みやすいです。また、キャラクター表現が豊かで、読み進めて行くうちに、話の中に引き込まれていきます。
全体の構成としては、さらっとした内容は「まんが」を読む事によって頭に入ってきます。掘り下げた内容は、各章の合間にある文章で説明されており、大人が読んでも「なるほど!」、「知らなかった!」と思う事が書かれています。子供達は、掘り下げた内容を、問題にして「知ってる?」と問題を出しあっていました。親子一緒に楽しめるシリーズです。
・落第忍者 乱太郎 との出会い

ママが、小さい時に読んでいた「落第忍者 乱太郎」を実家から借りてきたよ。読んでみて、面白いから。
くすくすっ、笑い声が聞こえます。

「ひ君」、この本、面白いよ!

文字が多いから、読まない。
「ゆちゃん」は、すっかり「落第忍者 乱太郎」が大好きになりました。今では1巻から読み進めて、65巻まで読破しています。(※「ひ君」も最終的には大好きになりました)
オススメする子
・小学1年生から3年生。あるいは、絵本を卒業し、短い本が読める程度の子。
オススメする理由
・歴史と国語の勉強になります。なぜ、国語と思うかもしれませんが、国語の文章は20年・30年前に書かれたものが多いです。そういった文章には、「縁の下(えんのした)」・「囲炉裏(いろり)」といった今は使わなくなったけど、昔は使っていた言葉が出てくるからです。
概要
・乱太郎、きり丸、しんべえの3人が中心となって織りなすズッコケ忍者漫画。
感想
・親が子供に読ませる「まんが」として、「安心できる漫画」です。例えば、バトル漫画では、「暴力的なシーン」があったり、ギャグ漫画では「下品な表現」があったりしますが、この漫画においては、そういった心配はありません。(※NHKでも放映されているくらいですしね。)
また、この漫画を通して、昔の時代を知る「きっかけ」になります。今から考えると、昔の時代は「ちょんまげ」・「小判」・「忍び装束」と不思議な事のオンパレードですからね。子供にとっては、疑問に思う事だらけです。その疑問が子供を成長させます。
・ドラゴンボール との出会い
「ひ君」は、相変わらずゲームとアニメが大好きです。なかでも、ドラゴンボール超(スーパー)が好きでよく見ていました。
ある日、おばあちゃんの家に行った時「ひ君」が夢中になって漫画を読んでいます!

えっ!「ひ君」漫画を読んでるの?

うん。おばあちゃん家に(初代)ドラゴンボールがあった。漫画って、どっから読めば良いの?右上、左上、そして、どういう順番で見るの?

言われてみれば、漫画って、どういう順番で目で追っていけば良いか、最初は分からないかもね。一緒に見ようか(笑)
「ひ君」は、その日を境に、(初代)ドラゴンボールを気に入り、次々と読んでいきました。

テレビでドラゴンボール超(スーパー)が放映されていたことにより、スムーズに「ひ君」が受け入れてくれたんだね。
オススメする子
・全く「まんが」や「本」を読まない子。
オススメする理由
・本嫌いの「ひ君」が夢中になったからです。
概要
・孫悟空を中心に、七つそろえると願いが叶うドラゴンボールを集める冒険ファンタジー
感想
夢中になった理由は、絵から内容が分かるからです。そして、「まんが」の絵を見て、もっと深い内容が知りたいという気持ちが生まれると、文字を読みます。文字を読むと面白くなり、更に夢中になっていくという「好循環」が生まれました。
「ひ君」の文字嫌いは、ドラゴンボールを「きっかけ」に改善されていきました。どうしても、本を読まない子には、こうした絵から内容が分かるくらいの漫画が、オススメです。
・ちびまる子ちゃん との出会い
「ひ君」は、まだ、小説などの本は読んでくれませんが、漫画が載っていれば、すすんで読むようになりました。
(ひ君)ごろごろ、ごろごろ。

「ひ君」、ソファで寝っ転がりながら、何を読んでるの?

まるちゃん!
漫画が載っていれば、子供達が本を読んでくれることに味をしめたパパとママは
通称「まるちゃん」シリーズを買ってきました。
オススメ「まるちゃん」シリーズ4選
・シリーズ本のため、他にも種類がありますが、特に↓の4冊が買って良かったです。「四字熟語・ことわざ」は、中学受験に役立つレベルです。「ひ君」は、この3冊を、ごろごろしながら、よく読んでいます。「小学生英語」は、「ゆちゃん」の一番のお気に入りで、小学校の英語の授業に役立つと言っています。
、
オススメする子
・中学受験を目指す子。学校レベルの勉強では物足りない子。
オススメする理由
・スバリっ!勉強になります。
感想
・「ちびまる子ちゃん」の漫画と共に、自然に学習ができます。漫画だけ読んでいても、自然に言葉を覚えていくようで、覚えた言葉を子供達が使っているのを見ると嬉しくなります。
また各ページの漫画以外の解説においても、小学生にとっては十分な内容で、最近では漫画を見て、意味が分からない時は、自分達で解説を読んでいます。
このシリーズの最大の特徴は、「飽きにくい」という事です。普通の漫画の場合、読み返して読む事はなく、1・2回読んだら読まなくなってしまいますが、このシリーズは、飽きがこないようで、繰り返し読んでいます。
3.まとめ
・変化の兆し
以前に比べて、我が家にも少しずつ、着実に「本の文化」が出来つつあります。
最近では、「ゆちゃん」・「ひ君」のゲームの頻度が減ってきました。こうした一連の流れが「ゲーム」から「漫画」にシフトしたと思っています。
本当は、小説を自発的に読んで欲しいのですが、それは、まだまだ先の事となりそうです。
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