・「努力」×「継続」は、「最強の才能」
中学受験を通してパパが伝えたいこと
1.普通の子
わが家の子達は、本当に普通の子です。
親が見ても、そう思うから、周りの大人たちが見たら、本当に普通の子に見えると思う。
それが証拠に、学期末に持って帰ってくる成績表は、3段階評価の真ん中の「B評価」で埋め尽くされている。たまに、謎の「A評価」があるけど、数は3つくらい。
わが家の子達は、そんな微妙な成績表で、どっちが勝った、負けたという勝負をしている。どんぐりの背比べ。
運動においても、運動会で「1等賞」を取ったところを、見たことがない。音楽発表会では、口が開いているかどうか分からない。授業参観では手を上げない。子供達は、目立ちたくないからと言う。習い事も、やってきたけど、才能の片鱗がみられるようなものは無かった。
そんな子達だけど、「他の子に負けない良いところ」がある。
それは「性格」。本当に真っ直ぐで素直、何事も前向きに一生懸命取り組む。
2.様々な才能を持つ子達
子供たちは、幼稚園に入園以降、集団で過ごす時間を持つようになってから、様々な才能に出会う。足の速い子、計算の早い子、サッカーの上手い子、鉄棒の上手い子、歌の上手い子、言い出したらきりがない。人は生まれながらにして、それぞれ様々な才能を持った子がいる。
わが家の子達にも、何かしら凄い才能があるかもしれないが、今の時点で、パパは見つけてあげる事が出来ていない。だから、努力の大切さを教える事にした。
パパの子供たちに対する口癖は、
・コツコツと頑張る人は、努力しない天才が気付いた頃には、遥か先に進んでるよ。いかに天才だろうと追いつけないくらい。ウサギとカメのように。
・努力できる人間が、天才に勝つ
何かに紐づけて努力の大切さを、ひたすら言い続けた。そして、今も言い続けている。
努力の大切さを知ってもらうために、役立ったアニメ
イナズマイレブン、このアニメはサッカーを通して、努力の大切さを教えてくれる。主人公は、最初、到底かなわない強敵(天才)に出会う。だけど、ひたすら練習(努力)して、新しい必殺技を生み出し、強敵(天才)に立ち向かって倒していく。そこが痛快なところ。
戦いが終わった後は、打ち解け合い、友情が芽生え仲間になる強敵(天才)もいる。そして、最強チームが少しずつ出来上がっていく。主人公を中心に最強をチームを手に入れていくことが、努力に対する対価。パパには、そんな感じのアニメに見えた。
3.努力し続ける才能
「努力」は、誰にでも出来る。ただし、「努力」に「継続」を掛け合わせた「努力し続ける」こととなると、そう簡単にはできない。だから、親が「継続」できるように後押しをする。
「努力し続ける」ことが出来るようになれば、これは、最強の才能。生まれ持った才能ではなく、誰でも後発的に身につける事ができる才能であり、あらゆる才能の最上位に位置するもの。
この才能を極めていくと、努力が当たり前になる。今までは、パパに言われたから頑張る、テスト前だから頑張ると、自分を奮い立たせるためのエネルギーが必要だったが、「当たり前」になってしまえば、そんな無駄なエネルギーは必要ない。だって、当たり前だから。
4.まとめ
人間には、生まれながらにして才能を持った人が沢山いる。でも、最強の才能は、後発的に身につける事ができる「努力し続ける才能」。これさえ、しっかり習得すれば、どんな人生を歩もうと、必ず成功することができる。
私たちが、資本主義という世界で生き続ける限り、「努力」が無駄になることはない。努力した結果は、「個人の資産」となり、「個人の価値」となるから。
最後に、なぜ中学受験を目指すことを決心したのか?
それは、中学受験は「努力し続ける才能」を習得するたの格好の機会だから。
そして、結果がどうであれ、この受験勉強というプロセスを通して、子供たちが、一回りも二回りも成長すると確信している。
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