・親としての「心構え」を確認する
・親としての「3つの決心」
・親としての「3つのサポート(実践例)」
【中学受験】親の責任と家族のサポート
1.親の責任
中学受験をするうえで、親が自覚しておくべきポイントは、なんだと思いますか?
それは、子供の成績の良し悪しは、全て「親の責任」だという事です。もう一度、言いますね。「全て親の責任」です。まずは、そこを、親が自覚することから、親が何をサポートするべきかを考えましょう。受験勉強のスタートは、そこからです。
それを親が自覚したら、
子供のために、まず「何を」するべきだと思いますか?
やるべき事は、「勉強の環境」を整えることです。「勉強の環境」とは、子供がストレスなく勉強できる状態をつくってあげることです。子供の身になって考えると分かり易いです。もし、自分が勉強している周りで、ゲームをしたり、アニメを見たり、漫画を読んでいる人達が居たら、気にならないですか?気になりますよね。
勉強する「場所」ですが、小学生の間は、親の目が行き届くダイニング机などが良いと思います。わが家は、遠目にテレビが見える「ダイニング机」で勉強しています。
次に、具体的な環境づくりについてです。
環境づくりをするためには、親も「大きな決心」をしなければいけません。
わが家の決心は、次の3つになります。
これを、中学受験が終わるまで、「親」も一緒にやると決めました。
塾について、どう思いますか?
よくあるケースとして、「塾という環境」を用意したので、「親としての役目を果たしている」と安心している人がいます。それは、子供の勉強を「他人任せ」にしてしまって、子供の「成績の責任」を塾に押し付けている「無責任な思考」です。
子供の成績が伸びない原因を、「子供の責任」、「子供の努力不足」、「子供の能力不足」にしてはいけません。原因を「親の責任」として捉えることが、子供の成績アップにつながる「近道」です。
2.親としての3つのサポート
わが家の「サポート」を、よかったら参考にしてみてください。
① 子供と一緒に勉強する
家庭学習の時間が多い小学校4・5年生までは、子供が問題を解く際には、机の対面に座り、問題を解く姿を注視するようにしました。これによって、子供が問題を解くプロセスを把握し、しっかりと理解して問題を解いているのか、それとも、あやふやなまま問題を解いているのかを見極めます。もし、あやふやなまま解いているようであれば、一緒に問題を解き、子供の理解を深めるように努めています。
当然、小学生といえども、だんだん問題の内容が難しくなってきます。子供に説明できないような問題も出てきます。それを回避するために、私自身が子供の教科書を予習しています。
これが、子供と一緒に勉強するという事かなと思います。一緒に問題を解くことで、子供との信頼関係も築けていると思っています。
子供に上手く説明できない時に、活用したのは「Youtube」です。
実際に過去に塾の先生をしていたという「葉一」さんの無料動画は、本当に参考になっています。
② 反復学習できるよう準備する
子供が、何回でも問題を解けるように、塾のテキストの問題を1ページにつき全て5枚コピーしました。これで、5回は反復学習ができます。5枚で足りなければ、更にコピーします。正直なところ、安物のインクジェットプリンタでコピーしているので、印刷速度が遅く、とても疲れます。それでも、子供が反復学習によって、実力をつけていくためには欠かせない作業のため、ひたすらコピーしています。この反復学習の効果は絶大だと思っています。
③ 塾のプリントをまとめる
塾から、プリントを大量にもらって帰ってくるので、それをノートまとめる作業を、親がするようにしました。持論ですが、まとめる作業というのは、実力には直結せず、時間の無駄が多いと思います。
私が子供達に、やってもらいたいことは、まとめたノートを読み返すことです。読み返すことに、子供達のエネルギーを注いで欲しいのです。
具体的に、まとめ作業とは、
【Before】
こんな感じで持って帰ってきますので、
【After】
こんな感じにまとめます。
3.まとめ
ここまで、読んできて、どうだったでしょうか?
少しは参考になりましたでしょうか?この記事が、少しでも、「中学受験を目指す子を持つ親」の「やる気」に火を着けてくれれば嬉しく思います。
おまけ)愛用しているノート
CampusB5プリントが貼れるサイズのノートは、サイズが、通常ノートよりも縦横1cmほど大きくなったもの。B4サイズのプリントを半分に切って、そのままノートに貼れるので愛用しています。
今までは、B4サイズのプリントを半分に切った後、余白を切って、ノートからはみ出さない大きさにしてから貼ってたので、少し手間が減りました。最大の懸念事項はノートのサイズが大きくなる事を「ゆちゃん」が嫌がるかもって事だったのですが、
「ゆちゃん」、このノートは大き過ぎないかなぁ?
大丈夫だよ~。かばんに入るから。
良かったぁ。
このノートの「残念な点」は、色が「2色」しか無いこと。国語・算数・理科・社会と色分けして使いたい。今後の発売に期待ですね。
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