・これから習い事を始める方に、わが家の体験談を参考にして頂けたらと思い記事にしました
子供たちの未知なる才能を求めて
1.ピアノ教室(1回/週 月5,000円/人)
・基本情報
初期費用 | 無し(ピアノをおばあちゃんから譲り受けた) |
目的 | 音感の習得、楽譜を読めるようになること |
期待 | 音楽の楽しさを知ること |
結果 | 多少は意味があったと思いたいレベル |
開始期間 | 幼稚園の年少(3歳)から約5年間 |
体験談
1年目
ピアノに合格するとシールが貰え、それを貼るのが楽しかったようで
今日のシールは、これだったよ~。他にも、あんなのやこんなのがあったよ♪
2年目
音楽発表会には参加しますか?
参加します。子供たち!みんなの前で弾くんだから練習だよ!
ある日のこと
「ひ君」が、幼稚園の発表会に選ばれたよ。先生が3和音を弾くから、その音を白版に書く発表。例えば、「ド・ミ・ソ」と同時に弾くから、それを書くの。
凄いじゃん。パパには到底できないよ。音感が身につき始めてるのかな。
3年目 ①
この子達は楽譜を見ずにピアノを弾いてますよ。
子供たち、楽譜見てないの?
分からない時は見てるよ。
見てないよ。
これは音楽の才能があるという事なのか!
未だに、楽譜が読めないだけよ。
3年目 ②
先生に「ピアノの発表会には参加する?」って聞かれたから、「参加しない」って断ったよ。
自分たちで断ったの?
うん、断ってきたよ。
4年目
「ひ君」ピアノ教室でピアノを弾いでくれないんです。今日は、30分、全く弾かなかったです。
・・・。(沈黙)
ピアノ教室で「ピアノを弾かない」っていう根性が凄い。パパには出来ないなぁ。そして、よっぽど、ピアノが好きじゃないんだね。
こうして、「ひ君」は、「ピアノ教室」をやめました。
5年目
「ゆちゃん」さぁ、ピアノの練習してる?レッスンの直前しか練習してないよね?
うん。
学習塾にもお金かかるし、辞めようか。
うん。辞める。
こうして、「ゆちゃん」も、「ピアノ教室」をやめました。
※2人共、期待した音楽の楽しさを知ることは出来ませんでした。ピアノ教室を辞めて以降、2人がピアノを弾く姿を見たことはありません。
おばあちゃんから譲り受けたピアノは、おばあちゃんに返却しました。
2.書き方教室(2回/週 月5,000円/人)
初期費用 | 無し |
目的 | 綺麗な字が書けるようになること |
期待 | コンクール等で入賞すること |
結果 | 未だに字が下手 |
開始期間 | 幼稚園年中(4歳)から約4年間 |
体験談
ママが小学生の時に通っていた「書き方教室」が、実家の傍で、今もやっているから、どうかな?先生は、かなり「おばあちゃん」なんだけど。
実家の傍で通いやすいし、「ゆちゃん」と「ひ君」も通わせてみよう!
おばあちゃん先生は、子供たちをとても可愛がってくれて、行くたびに
今日もお菓子をくれたー。
と帰ってきました。
お誕生日の月には、必ず先生がホールケーキを予約してくれて、
お誕生日おめでとう☆
と子供たちにくれました。
先生に、お礼を言うと、いつも
私の方こそ、教室で二人に会えることが楽しみなのよ。
と言ってくれていました。
しかし、先生の年齢が、90歳を超えた頃、
体力の衰えが最近は進んで、これ以上、教室を出来ないわ
と連絡があり、突然、教室の終わりが訪れました。先生には、改めてお礼に行きました。
こうして、「書き方教室」をやめました。
※余談
パパは、おばあちゃん先生とコミュニケーションをとる機会は、ほとんど無かったのですが、先生とは、今でも記憶に残る会話があります。それは、「ひ君」の誕生日が近づいた頃、先生から連絡があり
「ひ君」の誕生日ケーキを予約したのに、取りに行くのを忘れてしまったの。ケーキ屋さんまで車で送ってくれないかしら?
良いですよ。
ケーキ屋さんへ向かう道中、何気なく、
先生がお若い時は、どのような時代だったのですか?
と聞きました。すると、口を開いて出てきた言葉は、
アメリカ人は信用ならんよ。私は妹を東京大空襲で亡くしたの。空襲が起きた直後、家族は逃げまどい、気付いたら妹が居なかった。母親は半狂乱で名前を呼び続けたけど、見つからなかった。姉が、そんな母親を無理やり、引っ張って避難させたのよ。戦争が終わった後は、家族を養うために働いた。戦争はいかん。
という内容でした。子供たちと一緒に話を聞き、言葉が出てきませんでした。でも、とても貴重な話でした。今の日本は、そうした過去を経て成り立っている事を、しみじみと実感しました。
3.水泳教室(2回/週 月8,000円/人)
初期費用 | 水着・スイミング鞄(約5,000円) |
目的 | 学生生活で不自由しない泳力の習得 |
期待 | 水泳選手特有の引き締まった体になること |
結果 | クロール・背泳ぎ・平泳ぎ ・バタフライ(※「ひ君」のみ)まで習得 |
開始期間 | 幼稚園年中(4歳)から約4年間 |
体験談
1年目
最初は、顔を水につける練習から始まり、昇級試験に合格するのが楽しかったようで
先生からは、
2人とも一生懸命に頑張ってますよ
2人とも、生き生きと通っていました。
2・3年目
水泳が終わった後に
(待合室にあるアイスクリームの自販機に向かって)アイス買ってー。
この頃、「ひ君」の上達が一度、大きく止まり、半年以上、進級できなくなりました。合格基準は、「クロールで25メートルを既定タイムで泳ぐ」というものでした。そのクラスにおいて、「ひ君」は完全にベテランと化していました。
4年目
口を開くと、
どこまで合格したらやめていいの?水泳に行くと疲れる。
じゃあ、「平泳ぎ」まで合格したら良いよ。
そして、「ゆちゃん」が先に「平泳ぎ」を合格しやめました。
その後、紆余曲折あった「ひ君」も「平泳ぎ」を合格し、更に「バタフライ」も合格しました。
こうして、「水泳教室」をやめました。
※2人共、期待した「引き締まった体」には、なりませんでした。
4.その他(おまけ)
その他の習い事として、幼稚園に入園する前に「リトミック」、幼稚園に入ってからは「体操教室」に通いました。それぞれ、楽しそうにやっていましたが、成果があったのかは、よく分かりません。
まとめ
もし、「習い事」を1つにだけにするのであれば、間違いないく「水泳教室」を選びます。水泳は、授業の一環として避けては通れない道であり、教室に通い続けることによって、どんな子でも確実に上達します。ただし、我が子の場合、「水泳教室」の「室内温水プール」に慣れ過ぎていたため、
学校のプールは水が冷たい。水が汚い。虫も浮いてた。
とよく文句を言っています。それでも「泳ぐこと」に対する不満は言っていないので、良かったと思っています。
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